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小学校入学後の理想と現実~わが子が不登校になるまで

はじめまして。

娘の「不登校」をきっかけにブログをスタートしましたむーママです。

娘はこの春で小学2年生になります。

小1の2学期からはほとんど学校へは行っていません。

たまに気が向いたときに好きな授業に行く程度です。

自由気ままに登校するので、フリースタイル登校と私は言っています。

ちょうど1年前の3月、娘が通っていた保育園の卒園式でした。

娘が1才半から通っていたので、大きくなったな~と成長をしみじみ感じて涙しながらも

春からの新生活に向けて親子共々ワクワクしていました。

ピカピカの1年生

どんな小学校生活で、先生はどんな人かな?

お友達たくさんできるかな?

保育園から仲良しのお友達も同じ小学校なので、特になにも心配なく4月から楽しく学校生活を送ってくれると信じて疑いもなかったです。

不登校

この言葉はあまりにも他人事で、自分には関係のない世界だと思っていました。

きっと、ほとんどの親御さんがそうだと思うけど

まさかうちの子が不登校になるなんて

1年前の春には想像もしていなかったです。

目次

学校が楽しくない

当時わたしはパートをしていたので(現在は娘が家にいるので休職中です)、入学後娘は放課後は学童に通っていました。

学童は同じ保育園からの友達もいて、お迎え時はいつもニコニコ楽しそうでした。

ただ私がこれを聞くといつも決まって娘の答えはこうでした。

むーママ

今日学校どうだった?楽しかった?

うさ

ぜっんぜん!楽しくない!!

この言葉ばかりで、娘が学校楽しかった!と言った日は1日もありませんでした。

学童は楽しいと言っていました。

娘が言う学校が楽しくない理由

  • 先生が怖い
  • 授業がつまらない
  • 遊ぶ時間が少ない
  • お友達が嫌なことを言う などなど

まあ、今まで保育園で自由にやってきた子どもにしたら、しっかり決まった授業時間にちょっとの休み時間、新しいお友達との関係、慣れるまでには時間がかかるのかなー、そのうち変わるだろうと最初のころは軽い気持ちで聞いていました。

ただ、周りのママ友達に聞いてもみんな先生怖い時もあるけど学校楽しいといってるよーという声を聞くたびに、うちの子ちょっと繊細なのかなとは思っていました。

はじめての授業参観で違和感

入学して1週間経ったころに、はじめての授業参観がありました。

そこで娘の言う授業がつまらないっていう言葉がよくわかりました。

ついこの間まで自由に保育園で遊びまわっていた子ども達が、

ある日突然じっと座って先生の話を聞き続けないといけない苦痛。

担任の先生もいろいろ工夫はされてるのかもしれないけど、親の私がみてもつまらない授業でした。(先生すみません)

でも私が感じたのは授業がつまらないだけではありませんでした。

入学して1週間できちんと受け答えができている子ども達

授業参観がはじまり、私がとても驚いたのが

子ども達の元気なハーイハーイ!という声が聞こえないこと。

そこにあったのは無言で手をビシッと耳の横に付けて挙手している子ども達の姿でした。

先生に当てられる

「はい」と返事をして静かに椅子の右横に立つ

答えを言う

静かに着席する

その一連の流れが、入学してたった1週間で出来上がっている光景にただただ唖然としました。

なんだこの軍隊みたいな光景

これがピカピカの入学したての小学1年生のクラスなのか

もっと元気いっぱいな子ども達の声が聞こえると思っていたので、本当にびっくりしました。

後々ムスメに聞いた話ですが、ハイと声を出して言わないのはこんな理由らしいです。

とーこ

なんでハイって言わないで手だけ挙げるの?

うさこ

先生がハイってみんなが言うとうるさいから、
ハイって言ったらダメってなったの

とーこ

なんだそれ!先生都合じゃないか

子ども本来の姿とは

そんなつまらない授業中、ひとりの子がトイレに行きたいと言い出して、

それを境にクラスの半数以上の子がボクも~わたしも~と席を立ちあがりました。

それからは無法地帯状態で

トイレに行く子、走りまわる子、お茶を飲む子、友達と遊びだす子

先生が必至で座るように注意していましたが、収集がつかないくらい授業どころではありませんでした。

でも私はこれが本来の子どもの姿だよなと思いました。

だってまだ入学して1週間なんだから。

きっと保護者がいた手前、先生も優しく注意していましたが、本来はもっと厳しいんだろうと娘の話を聞くとそう思いました。

良い子とはなにか?

授業参観を廊下側からみていた私は、どうしても隣のクラスとわが子のクラスを比較してしまいました。

隣のクラスでは子ども達のハイハイ!元気な声が聞こえてくる。

授業崩壊もなく、子ども達は楽しそうに授業を受けている。

担任の先生によってこうも違うものなのか。

それだけ子ども達にとって、大人が与える影響は大きいです。

いい子、いいクラス、いいってなんだろう。

良い子って結局は先生や大人の言うことを聞く『大人にとっての都合の良い子』って事なんですよね。

先生は初めのうちにしっかりと、小学校はこういう所だというのを教えるために厳しくしているというのもわかります。

担任の先生ひとりでクラス全員まとめるのは大変、だから子ども達がきちんと言うことを聞く子に育てたいという事も。

だから言うことを聞かせるためについ大きな声をあげてしまう時もあるでしょう。

でも生徒全員がそのやり方がベストではないんですよね。

実際に娘はそれが不登校になるストレスの一因だったのかなと思っています。

もし担任の先生が違っていたら

もっと学校を楽しめたんじゃないか

不登校にならなかったんじゃないか

担任の先生は選べない、相性が悪ければ学校に行くことがストレスにもなる。

不登校をすべて担任の先生のせいだと言ってる訳ではありません。

ただ、これからの時代いつまでも昔ながらの一斉教育は時代遅れなんじゃないか。

娘が不登校になったおかげで、いろいろ考え方がアップデートできています。

今までの当たり前が当たり前じゃなくなってきている

不登校に関する世の中の考え方ももう少し変わっていってほしい。

その希望を込めて、このブログにいろいろ綴っていければいいなと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

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